開業したら届出する ~必要書類をまとめて解説~

税務

新たに事業を始めたとき、各所に届出を出す必要があります。最低限必要な届出を紹介しますので参考にされてみてください。

最低限必要な書類は1つだけ

実は最低限必要な書類は「個人事業の開業・廃業等届出書」の1つだけなんです。※特定の職種を除く

手続きは簡単で必要事項を記載して税務署に提出します。A4サイズ1枚で内容も難しいものではないので、早ければ数分でできあがります。

提出期限は開業後1ヶ月以内です。

青色申告にするなら

青色申告にする場合は

・所得税の青色申告承認申請書

・青色事業専従者給与に関する届出書(家族へ給与を支払う場合)

を税務署へ提出しましょう。

青色専従者給与とは、家族へ支払う給与のことになります。詳しいことは省略しますがこの届出を提出していないと家族への給与が経費として認められない場合がある為、前もって提出しておきましょう。又、提出したからといって給与を支払わないといけないわけではありません。

給与を支払う場合

給与を支払う場合は

給与支払事務所等の開設届出書

を税務署へ提出しましょう。社会保険に加入する場合は別途手続きが必要ですが、常時使用の従業員が5人未満なら個人事業の場合、社会保険への加入は必須ではありません。

まとめ

開業するのに必要な書類は「開業届」のみです。

また青色申告、給料を支払う場合は別途提出する書類があります。

届出書関係は必ず期限内に提出するようにしましょう。

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