確定申告では、青色申告・白色申告のどちらを選択しても収支の内訳書を作成しなければなりません。
収支の「支」にあたる部分が必要経費となりますが、必要経費を種類ごとに分類したものが勘定科目です。家計簿であれば、「食費」「医療費」などのようなものです。
勘定科目を知り、正しい内訳書を作成しましょう。
勘定科目にルールはない
実は一部の科目を除いて勘定科目の厳格なルールはありません。
どの勘定科目を使っても良いし、科目名を自由に設定しても問題ありません。
ただし、基本的には世間一般的なものを使用し誰が見ても分かるようにしていることが前提です。
科目名・内容については下記の国税庁の収支内訳書を参考にしてみてください。
国税庁 収支内訳書(一般用)の書き方より
知っておくべき科目
科目によっては、収支内訳書の中に詳細を記載するものがあります。
白色申告の場合は、「仕入」「給料賃金」「減価償却費」「地代家賃」「利子割引料」等です。
※利子割引料とは借入の利息等
これらの科目は詳細を別途記載する必要があるため、きちんと分類し集計しましょう。
まとめ
減価償却費等、一部科目を除いてどの勘定科目を使用しても問題ありませんが
誰が見ても分かるように科目名と内容は近しいものを選ぶようにしましょう。
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